≪組み合わせ方の例≫
■効果的な組み合わせ方(1)■
……「避妊法」と「避妊補助法」をそれぞれ1種類以上組み合わせる。
各2種類以上併用すればさらに効果的。
例:
コンドーム+膣外射精
コンドーム+殺精子剤+基礎体温法
コンドーム+ピル+膣外射精
コンドーム+基礎体温法+膣外射精
コンドーム+IUD+基礎体温法+膣外射精 …など
例外:
男性用コンドーム+女性用コンドーム+各避妊補助法
殺精子剤+各避妊補助法
●避妊法のうちひとつは、感染症予防などの意味合いからコンドームが望ましいと思います。
●男性用コンドームと女性用コンドームの併用は、重ねづけと同様破損しやすくなるので危険です。
●殺精子剤は避妊法の中では失敗率が際だって高いので、避妊のメインに使用するのは避けるのが無難です。
※避妊法にピルを使う場合は、基礎体温法は特に必要ありません。(基礎体温はホルモン状態によって値が変わるものだからです。ピルはホルモンをコントロールするので、通常の基礎体温とは違うグラフになってしまいます)
逆にピルを用いない場合は、避妊補助法のうちひとつは基礎体温法がおすすめです。
■効果的な組み合わせ方(2)■
……「避妊法」のみ2種類以上組み合わせる。
例:
コンドーム+ピル
コンドーム+殺精子剤
コンドーム+IUD …など
例外:
男性用コンドーム+女性用コンドーム
●避妊法のうちひとつは、やはりコンドームが望ましいでしょう。
●どうしても単体使用にしなければならないなら、(失敗率の低さから考えれば)ピルかIUDが最良ではと思います。無理であればせめてコンドーム、という具合でしょうか。殺精子剤の単体使用は危険です。
●例外については、(1)に同じです。
■危険な組み合わせ方■
……「避妊補助法」のみを組み合わせる。
単体使用はもってのほか。
例:
基礎体温+膣外射精
膣外射精+粘液法 …など
●もちろん、避妊補助法のみであっても、全く何もせず、何も考えずの「中出し」よりは多少ましとは思います。
しかし、妊娠を望まないのであれば、やはり現実的な避妊法を選択するのが大人のマナーではないでしょうか。