事後緊急避妊のために中用量ピルの処方を受けた際、いただいた説明書のようなものがあります。 それにはおおむね、以下のようなことが書かれています。 緊急避妊を扱う全ての病院で配布されるのかどうかはわかりませんが、何かのご参考になれば。 (※原文そのままではありません。でも、大意は全く変わりません) (※「★」のある部分は、るくがちょっと気になった個所です。あとからその点についてすこし触れます←エラそうだ…)
【★1……「安全な方法」】 緊急避妊は多量のホルモンを一度に服用する方法です。通常中用量ピルを服用している人の4倍、低用量ピルを服用している人の8倍になります。 たとえばコンドームや低用量ピルなど、通常の避妊法と比較した相対的な意味合いでは、(体への負担が大きいという意味で)やはり安全性に劣ると思います。 【★2……「セックスから72時間が既に経過していた場合は、緊急避妊ピル服用をあきらめてください」】 72時間というリミットは、緊急避妊の効果をできるだけ確実なものとするために設定されています。 が、実際には「120時間以内なら効果は望める」とも言われています。どちらにせよ、早ければ早いほど高い効果が発揮されることには違いはありません。 【★3……「服用後2時間をこえてからの嘔吐は心配いりません」】 ピルの成分が吸収されたあとなら、吐いても心配は要らないということです…が。 この「成分吸収までにかかる時間」は、あるところでは4時間と書かれていますし、またあるところでは3時間とも書かれています。 慎重にみて、「4時間以上」とするのが安心かもしれません。 |
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